★自律神経の役割(交感神経と副交感神経)

カテゴリー:メンズリラクゼーション

2021年01月7日

交感神経と副交感神経は、それぞれが活発になることで内臓器官の働きを調節しています。例えば、交感神経が活発になると心臓の心拍数は増えますが、胃腸の働きは抑制されます。逆に副交感神経が活発になると、心拍数は減り、胃腸の働きは活発になります。
<交感神経が活発になると…>
●脳の血管は収縮する
●瞳孔が開く
●心拍数が増える
●胃腸の働きを抑制する
●膀胱が弛緩する
●汗が出る
<副交感神経が活発になると…>
●脳の血管が拡張する
●瞳孔が閉じる
●心拍数が減る
●胃腸の働きが活発になる
●膀胱が収縮する
以上のことから、活発に動くときや、緊張状態にあるときは交感神経が、休養時やリラックス状態にあるときは副交感神経がそれぞれ活発になっていることがわかると思います。交感神経と副交感神経が互いに協調することで、内臓器官の働きのバランスが保たれているのです。

しかし、汗腺や血管のほとんどを支配するのは交感神経という特徴があります。そのため、体温調節と血圧コントロールは、交感神経の働きに委ねられています。

ginza halekulani さき